外観に関しては、モノトーンで行くと決めていました。
屋根は黒、外壁は白と…。
屋根の種類
屋根は、予算の関係から設計の段階からガルバニウム鋼板と決められていました。
屋根のデザイン(形状)は、片流れ屋根でした。
片流れ屋根とは、片方だけに傾斜面がある形状の屋根で、敷地が小さな建物にも使える事と、シンプルな見た目でスタイリッシュな印象で、最近よく目にする事も多い屋根の形状です。
工事費用も抑えられ、継ぎ目も少ないので、雨漏りの心配も少なくなるようです。
デメリットとしては、雨水や雪が一方向にしか落ちないので、雨樋などに注意が必要
屋根の種類には、瓦、ガルバニウム、スレート、ステンレス、アスファルトシングル、等の種類があって、好みの外観のデザインにあったものを選んでらっしゃると思います。
ガルバニウム鋼板とは、ざっくりわかりやすく言うと金属屋根です。
ガルバニウム鋼板の屋根について
【メリット】
- 価格も抑えらる
- 耐久性も高い(錆びにくい)
- 価格も抑えらる
- 耐久性も高い(錆びにくい)軽いので建物への負担が少ない(耐震性に優れている)
- 機密性が高く防水に優れている
- 耐火性に優れている
【デメリット】
- 傷がつきやすいので、傷が出来るとそこから錆びることもある(施工には施工技術が必要)
- 軽量なので、強風(台風など)で飛散する事もある
- 通気性が悪く浸水した際には注意が必要
- 雨音が響く
- 断熱性が低いので、断熱材を入れる等の対策が必要になる
うちは雨音の問題に関しては、断熱性、遮音性の高いものにして頂いたので、住んでみて今のところ暑さや音に関して、気になるよなことはありません。
この問題については、サッシにも関係する事なのでその点にもこだわった所で、サッシとの相乗効果はあるのかな?とは思っています。
サッシについては、また後で詳しくお話ししたいと思います。
【メンテナンス】
- 10年程度でメンテナンスが必要(塗装)
外観のデザイン、1番はコストが抑えらる点を重視して、外観のデザインと合わせて考えた時に、私達としては、異論はありませんでした。
色は、もちろん黒、カラーサンプルも用意して頂いていましたが、即答でした。
瓦屋根とかですと重いので、建物への負担は大きくなります。
屋根が軽くなった分、耐震性の点で、火災保険も多少保険料金に反映されました。
前の家は、普通に瓦屋根でした。
漆喰が剥がれて一度直してもらいましたが、雪の重みで瓦が所々割れていました。
雨漏りの原因にもなっていた為、直さなくちゃと思っていたタイミングで建替えの話が持ち上がったので、修繕はせず、建替えてしまう事にしました。
今は、瓦屋さん(職人さん)も減ってしまっているようで、なかなかメンテナンスも考えると、
今の新築住宅を見ていると、昔ながらの瓦屋根のお家は中々見かけなくなりました。
実際、私の実家は瓦屋根で、メンテナンスを頼める人を探すのにも大変でした。
たまたま私の友人のお父さんが職人さんだったため、運良くお願いする事が出来ました。
それぞれどのタイプの屋根を選んでもメンテナンスは必要なので、あとは家の外観に合わせて選ばれるのも選択肢の1つではないでしょうか?
コメント