建具、当初の予定は、室内のドア、クローゼットは全て黒で行こうと言う事になっていました。
しかし、ちょこちょこ変更をお願いして来たため、少し予算内で収める事が厳しくなって来たようで、扉のランクを下げるか、仕様を一番安い物にするか選択を迫られました。
決めていた建具は、メーカーはLIXILさんのもので、ラシッサDヴィンティアでした。
このシリーズは、決めた時で一番高いランクのもので、家のスタイルはモダンで行きたかったので、ヴィンテージ感が漂うまさに自分のイメージにドンピシャで、しかもこのシリーズだけ、黒色がありました。
この建具の色とイメージに合わせて、家の全ての事(照明、フローリング、サッシに至るまで)を決めて来たのに、それが全て変わってしまう事は今まで費やして来た時間や労力が水の泡となってしまうし、何より家の雰囲気が自分のイメージしてたものと変わってしまう事には納得が行きませんでした。
せっかく建てるのに、そこはどうしても妥協が出来ず、変更はせずに何とかならないか?と言う思いで、カタログと睨めっこしながら室内建具プランを練り直しました。
主人は、別に白とかで良いんじゃないか?と言っていましたが、私の中ではそれは無いと思いが強く、予算オーバーは覚悟の上で家を建て始め、色々と決めて来たので、業者さんは予算内、うちは予算は多少オーバーは盛込み済と、互いの考えのズレは生じていました。
それでも良いお家を建てたいと言う思いは共通していましたので、妥協点を探りつつお願いして行こうと思い、独りよがりにならないように、業者さんに相談や伺いながら上手くやって行く事にしました。
結果、やはり部屋の出入り口のドアは、やはりラシッサDヴィンティアの黒にする事にし、全て框付きのものが良かったのですが、予算の関係で削れるところは削り、でも1階は全て框付きのドアにする事は譲れず、1階は框付きのものにしてもらい、2階は框のないもので妥協しました。
シューズクローゼットのドアも、黒にして頂きました。
壁面一面、床から天井までシュークローゼットにしてもらっています。
当初は、一番上の段は使いづらいから、下げますか?と言われましたが、主人も私も靴が大好きでそれでも収納スペースが足りるかわからない状況だったので、履く頻度の高い靴を収納出来る下駄箱も、別に設置してもたいました。
話が、少し外れましたが…。
話は戻り、金具はアイアンのものが良いと思っていたので、付けたかったアイアンのものがたまたま一番安かったので、そこは助かりました。
クローゼット、ここは折れました。
ここはランクを落とし、ラシッサSに変更、色はプレシャスホワイトにし、金具はアイアン(黒)に、壁紙の色を白系に考えていたので、馴染みが良く部屋も広く感じられるかな?と自分を納得させて何とか予算を落とし、業者さんにお話したら、これでOKをもらいました。
当初から住宅メーカーさんのように、建材を全て決めた上で建てるのであれば、途中途中で予算の事で変更する事もほぼ無いのでしょうけど、うちのような感じで建てながら、建てて行く中でイメージをふくらませながら選んで行くのも色々と大変なところはありますが、細かい部分の修正も可能ですし、(反面業者さんには苦労をかけてしまいますが)色々とアイディアも浮かび考える事も楽しいし、結果良かったとは思っています。
図面やカタログ上で決めたものとは違って、イメージして決めやすいのですが、予算を当初ざっくりと算出はしてあるものの、やはり細かく金額が出てくると、当初予算との金額にズレが出てきてしまうので、その点がデメリットだとは思います。
建具を決めた時に、予算を組む時には、多めに算出する方が良いと思いました。
結果予算より行かなかったら、得した気分にもなりますし、最終的に予算トントンになれば一番良いですしね。
沢山お金を掛ければ、自分の納得行く家が建てられると思いますが、予算は人それぞれあると思いますので、予算の範囲で自分の好みに合う建材を上手く採用していければ良いですよね。
うちが採用したLIXILさんの建材は、LIXILさんのサイト下記よりご覧頂けます。
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