実際に注文住宅を建てた経験を元に、業者決め、住宅ローンの壁、住宅の補助金、家の施工~完成までの様々な体験談をお話しして行こうと思います。
家が完成するまでに様々な紆余曲折がありました。
当初、家を建て替えるにあたって、信頼していたのもあり、住宅の知識がほぼ0だった為、業者さん任せで話が進んでいましたが、業者さんが「せっかく家を建てるのだから、自分の建てたい家にしましょう。希望があればなんでも言ってください。」とおっしゃってくださいました。
家を建て始め、色々と家の事を決めて行くにつれ、業者さん任せでいいのか?せっかく家を建て替えられる事になったのだから、本当に自分の希望にあった家にしたい、自分の希望を聞いてもらえるのだからとネットで色々と調べたり、住宅系You Tuberさんの動画を参考にしたりして学んだ事が沢山ありました。
そこから得た情報を参考にしつつ実際に建ててみて、こうして良かったな、ここは失敗したなと言う事も色々とあったので、これから家を建てる方の少しでも参考になればと思い自分の経験をブログを書く事にしました。
今は、新型コロナの影響もあり海外の住宅需要も重なり、木材の高騰や木材の不足でウッドショックが起きて、家を建て始めたけど、完成出来ずにストップしているなんて話も耳にしますが、今もあちこちで建売住宅を住宅メーカーさんが建てまくっているのを見ると本当にウッドショックが起きているのか?と疑問に思ってしまいます。
見ていると2、3ヶ月であっと言う間に建って、建ったと思ったらもう人が住んでいるなんて感じですよね。
家を買うというのは、一生に1度と言ってもいい大きな買い物ですよね?
建てられる経済力があれば何度でも可能でしょうけど、そうそう何度も買える代物ではないですよね?
3回建て替えないと自分の思い通りの家にならないと言いますが、なかなか何度も建て替えるのは難しいですよね?
大きな買い物、後悔したくないし、出来るだけ自分の理想の家にしたいですよね?
私も住宅に関する知識0からスタートしました。
家を建て替えようと主人と決めた時は、漠然としていて何もイメージ出来ずにいました。
それより本当に家を建て替えられるのだろうか?という感じでした。
今回は、そもそもなぜ家を建て替える事になったのか?きっかけについてお話ししていこうと思います。
元々は、主人の実家で両親が建てた築20年ほど戸建てに、主人が1人で住んでいたので、結婚後はその家に住んでいました。
庭付きの戸建て、4LDKで、フローリングの部屋は1部屋のみ、あとは全て畳の部屋、フローリングの部屋以外は全て砂壁、ザ昭和の家って感じでした。
建ててから、お風呂とトイレ水回りをバリアフリーのタイプにリフォームし、給湯器が壊れた事をきっかけにオール電化にリフォーム、それが東日本大地震の前年でした。
翌年の計画停電の時は、本当にちょっと後悔したのを覚えています。
便利になった時代に慣れすぎてしまっていたなと…。
建ててから、ベランダからの雨漏りが2、3回あり、1階リビングの天井はシミだらけ、雨漏りの蓄積で、天井が下がり隙間が開いてしまっている状態でした。雨漏りの原因は、後付けの雨戸とベランダの排水溝の構造でした。
畳は、一度も交換した事がなく劣化が酷く、ラグ、靴下や洋服などに畳のカスがつく、子供のお友達にも、〇〇ちゃんの家に行くと畳のカスがつくと言われた事もありました。
当初は、雨漏りした天井の張り替えと畳をフローリングにするリフォーム程度で考えていました。
もちろん手持ちのお金で何とか出来る程度で、当初相談していた知り合いの業者さんが、何年経っても一向にリフォームに取り掛かってくれる感じがなかったので、他の知人にも相談してみました。
そしたらいっその事建て替えしまったらどうか?との提案を受けました。
建て替えたい要因は幾つかありましたが、主人が個人事業主に転向してまだ3年目で、一番気にかかっていたのは年齢が50歳との事もあり借入が出来るのか?と言うところでした。
借入が出来なければ建て替えなんて無理でしたので…。
建て替えの要因
- 家が傾き気味でサッシの隙間が酷く、修繕箇所が多い
- 裏の空き地に家が建ち、敷地面積にかなり余裕があるのに、なぜか家がうちの至近距離に建てられた事で車の出し入れがしづらくなり、プライバシーやその他諸々の問題が発生した事。
- 敷地の配置の問題(建物、庭、駐車スペース)敷地は80坪程度あり、庭は敷地の半分弱程あり広いが、庭に行くには人しか通れず、駐車スペースには車がギリギリ2台縦列駐車出来る程度、車の入れ替えが必要な事もあり自由に車を出す事が出来なかったり、来客があっても車を駐車してもらうスペースがない。子供が車を乗るようになったら、駐車スペースが確保出来ない。
- メインバンクの銀行が別件で来宅、住宅ローンが個人事業主でも借入出来るか尋ねたところ、後日住宅ローン担当者から借入可能との回答があった事。
以上が建て替えを決意するきっかけとなりました。
このきっかけをスタートに、家を建て替え完成するまでの経験を綴って行きます。
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